穂乃果「えっ…此処、何処なの…?」『23』【せいぞん・たんさく・げぇむ】【R-18】
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983:名無しNIPPER[saga]
2022/08/20(土) 23:26:11.09 ID:AP6jvdT+0
>>982 結果『15』…成功!!



―――
――






▽がさっ!境内の木の陰からそれが飛び出すと同時にクランチングスタートを切って凛が跳びだす

▽勝手知ったる我が家の庭を掛けずり回る狛犬を凛が追うが器用にも太い樹の根元や垣根の間を潜り、速さには自信のあった凛から逃げ続ける
 一直線上に狛犬と凛が並んで走る所で海未と絵里の上級魔物娘が左右から飛び出し、三方からの襲撃へと動き出した…!



    真姫「今よ!3人とも打ち合わせ通り『作戦トライアングルアタック』を決めなさい!!」



▽真後ろからは凛が右斜め前方からはフィジカル最強格の海未が左斜め前方からは風属性の上級魔物娘である絵里がすっ飛んでくる





▽これに対して狛犬はなんと!!その場で一時停止してぴょんと華麗に宙がえり、凛の頭を踏んづけて器用に凛の背後へと逃れたのであったァ!





    凛「にゃあぁぁぁ!?り、凛を踏み台にしたぁ!?」


   絵里「ちょっ、ちょっとぉ!!凛止まりなさぁぁぁぃぃ!?!?」

   海未「か、慣性の法則…っ!このままではぶ、ぶつかるぅぅぅ!!」


      ―――――ゴッッッ!!




▽トライアングルアタック…失敗ッッ!!仲良く三人揃って頭をゴッチンコ!火花が飛んでお目目がグルグル回りましたとさ。
 そんな三人の少女達を見てケラケラ笑う狛犬はべちゃりと、何か粘着性のある物を踏んづけた


 「…!?」ベチョ〜



    「ざーんねん、余所見しながら走るんは危ないって親御さんに教わらんかった?ダメやで…」テクテク


  真姫「どうせすり抜けられるだろうことは織り込み済みよ、逃げるなら3人の中で一番背が低い…体格的に可能性がある凛の方だと思ったわ」スタスタ

  真姫「だから希に凛が走り去った後に『糸』を仕掛けさせた」


    希「そーゆーこと!夜更かしはしたらあかんよ?悪戯っ子さん」ガシッ


 「!!!」ジタバタ


    希「とと!暴れない暴れない!ほらおとなしく台座に帰るよ」


 「…?…! バウッ!」ガリッ


    希「ありゃ?」キョトン


 「がりがりっ…」ガジガジ


    希「陽が出てた時間帯に買った金太郎飴食べてる…パッと見で骨みたいやしなぁ…子供だから飴好きなんかなぁ」

    希(……ひょっとしてコレを最初から台座に置いとけば手間もかけずに捕まえられたのかもしれへんけど、まっ!結果オーライ!)


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