オタク暮らし 安価
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161:名無しNIPPER[saga]
2022/02/05(土) 20:57:03.01 ID:QCIaHM/CO

「すみませーん、おかわりください! 今度はカシューナッツとチョコクリームで!」

 近くを通った店員が笑顔で対応し、梨沙の食べ終わった皿を持っていくが、笑顔が若干引きつっているのを見逃さなかった。

 既に、10枚近く食べていた。

 高額な小説本、それも、特殊加工の本を四箱分もつくることから分かるとおり、梨沙は金持ちだ。

 実家も太いが、こいつの給料をみてたまげた。

 例えると、三ヶ月の給料で、俺の住んでいる家が建つくらい稼いでいる。

 しかも、飲食業なのに土日休みで平日のみの営業。しかし、それでも客足は絶えず、特別な依頼以外、予約不可でかなりの長蛇の列ができ、午前中に店じまいの、超名門店で厨房に立っている。

 良い仕事には見合った給料が、梨沙の働く店のオーナーの格言。

 そりゃ、いくら食っても大丈夫なくらい貰ってるよ。

 ロイヤルティーを飲む。まぁ、美味しい。食べ物にしなくて良かった。

「あ! きたきた!」

 注文したチョコクリームのパンケーキが運ばれてくる。

 見てるだけで腹が膨れるから、紅茶に視線を落としていると、梨沙の食事の音が止まった。

 疑問に思い、顔を上げると、

「はい、先輩の分です!」

 小皿にパンケーキを分けて、フォークと一緒に俺に渡してくれた。

「いや、俺は――」

 と、そこで皿の下に敷かれたもの、コースターに目が行く。

 アニメの、俺が高校時代に好きだったアニメのキャラクターが描かれていたコースターだった。

 これって――



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