185:名無しNIPPER[saga]
2022/02/05(土) 23:43:49.52 ID:QCIaHM/CO
なんでこんなことになったのだろうか?
布きれがこすれる音とか、なにか、やわらかい衣類が落ちる音とかが聞こえて、あまりの生々しさに唾を飲んでしまった。
「あの――……どうでしょう……か?」
「あ、うん、大丈夫」
そんな答えを俺はするしかない。
壁にむかって正座する俺の後ろにいるのは谷ちゃん。
現在、月島さんのオートロック付きマンションでも、古い我が一軒家でもない。
ワンルームのアパートの一室、ファンシーなものが多い部屋にいた。
谷ちゃんの自宅である。
それだけなら月影さんもいるコスプレ大会かと思うが、あいにく月影さんはいない。俺と谷ちゃん、それも同じ部屋のなかで、谷ちゃんは着替えていた。
夕日が窓から差している時間帯で、薄暗い、しっかりとカーテンが閉ざされた部屋の一室に俺たちはいた。
事の始まりは5時間前に戻る。
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