怪異探偵ソリィバレッタ「赤いドレスは血の先触れ」
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175:おれを ◆MVS19SfNUQ[sage saga]
2022/03/05(土) 12:07:39.21 ID:z8WhOIbA0
探偵事務所に帰ってくると、外はすっかり明るくなっていた。
何となく窓に近づき空を見上げ、ぼんやりとビルの隙間から見える雲を眺める。壁越しの雲は、手の届かないほど遥かに遠く、一所に留まらず離れていく。
しばらくそうしていると、慌てた足音が聞こえてきた。遅れて響くチャイム音。
誰がいようといなくなろうと、バレッタが探偵を続ける限り、そして怪異が現れる限り、事務所の扉は叩かれる。
これまでも、そしてこれからも。

サングラスマスクの男「先生!魔犬だ、魔犬だ!魔犬が出たんだァ!どうか助けてくれぇ〜!先生!」

バレッタ「落ち着いてください…探偵は逃げませんよ。まずは話を聞きますから…お茶でも飲みながら、ゆっくりと」

ガーベラ・バレッタは探偵だ。主な業務は怪異相手に暴力的な振る舞いと、失くし物を探すだけのケチなもの。



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