怪異探偵ソリィバレッタ「赤いドレスは血の先触れ」
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187:おれを ◆MVS19SfNUQ[sage saga]
2022/03/05(土) 12:17:18.31 ID:z8WhOIbA0
以前、解き放ったバサカロンが反応消失したことがあった。
次元転送装置を組み込んであったので、どこに飛んでも不思議はないのだが、陸海空はおろか宇宙からも信号が届かず完全に消失したというのが気になる。
次元転送装置。キャッチーなネーミングでスポンサーにアピールするため付けた名前だがもしやと思い立ち、馬鹿馬鹿しさを感じながらもデータの闘技場を作り、アルバトスのデータを入力して対戦相手を用意し、転送先をその舞台へと設定した。
結果はご覧の通りだ。
見事にバサカロンII世はデータ内の空間に降り立ち、戦闘を繰り広げ、データに過ぎないアルバトスに損傷を与えたばかりか、敗北すらしてみせた。
これはとんでもない事実だ。非常に興味深い。
これまでの常識を覆されるような感覚。怖気が立つと同時に奇妙な興奮すら覚える。
研究資金のためクライアントに依頼されて渋々始めたロクでもないプロジェクトだったが、こうなってくると楽しくて仕方がない。
イヤイヤながら悪魔に協力するうちに、いつの間にか私も悪魔の一員となってしまったのだろうか。
ともあれ次元転送装置はデータ上の仮想空間にすら移動を可能にした。もうどこに現れても不思議はない。
もしかしたら次のバサカロンはキミの住んでる町に現れるかもしれないよ。
その時を楽しみに待っててね。フッフフフフ…
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