怪異探偵ソリィバレッタ「赤いドレスは血の先触れ」
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3:おれを ◆MVS19SfNUQ[sage saga]
2022/03/05(土) 03:10:29.87 ID:z8WhOIbA0
深夜。駅前ロータリー。
田舎町とはいえ昼間はそれなりの賑わいが見られるこの場所も今は閑散としている。
道ゆく人と入れ替わるようにして仄かに漂う怪異の気配。
怪異といっても時折ゆらめくような霊気がふわりとするばかりで、それ以上は何があるわけでもない…というのがこの辺りの夜の日常だ。
ただ、今日ばかりは少し勝手が違った。
ズシン!…ズシン!…
豚鼻の狂巨人「ォ…オオォ…」
豚鼻の狂巨人「ブォォオオ───ッ!!!」
ズシン!…ズシン!…ズシン!…
ズン!…
豚鼻の狂巨人(………………………)
ガシィン!ガゴォン!バガァ…
グァラグァラグァラグヮラ…
豚鼻の狂巨人「ガバァアアアア────」
見よ。膝を曲げたガニマタ姿勢で駅を頭ひとつ抜かす巨体ッ!
たいして振りかぶりもしない掌底1発で駅の一角を崩すその剛力ッ!
凡そ知能の感じられない振る舞いもその巨体とパワーが組み合わされば何と恐ろしいッ!
この巨人が人々の住む住宅街へと足を踏み出せば惨劇が起こるであろうこと!想像に難くないッ!
豚鼻の狂巨人(……………………)
ズシン!…ズシン!…ズシ…ズシン
この巨人の歩みを止めるスーパーヒーローはいないッ!
哀れこのまま町は知性なき巨人によって蹂躙されてしまうのかッ!
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