【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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308: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/05/08(日) 20:22:06.62 ID:x8kzl1ISo
すぐ近くで、くつくつと馬鹿にするような笑い声が聞こえる。
大方、きっぱりと断っておかないからだと思っているのだろう。
陽乃はひなたの死の責任を取らないと言い、
ひなたはそれでも構わないと言った。
それは受けると言ったと取られても仕方がない。
ひなたは陽乃の性格から見て、気遣ってくれると考えている。
たとえそれで、ひなた自身が死ぬことになったとしても。
陽乃「まぁ、死ぬ覚悟があるのなら」
ひなた「あります」
陽乃「あのね――」
ひなた「お願いします」
陽乃「……」
出来ることが些細なことでしかなかったから、
大きく貢献できるであろう巫女としての責務を二つ返事で受け入れた上里ひなた
自分の命さえも、利用できるなら利用しようとする。
なるほど、九尾が笑うわけだ。と、陽乃は目を細める。
九尾「それで?」
陽乃「行くしかないでしょう。高嶋さんが死んで困るのは事実だもの」
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