【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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421: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/05/23(月) 22:30:42.13 ID:RNTeniv3O

九尾の気配が近づいてくると、

耳のほぼ聞こえない陽乃に代わって、ひなたが足音がたくさんします。と教えてくれる。

大社は許可が出ればついてくるだろうけれど、

病院側の関係者はどう騙してきたのだろう。と、

陽乃はちょっとだけ不安に思いながらも、ひなたからの声掛けを待つ。

今の陽乃には、何人来たのかも何を言われたのかも、

何一つわからないからだ。

ひなた『数は10人ほど……ですね』

集中治療室の中にまでは入ってくることはなく、

窓から中を覗くまでが限界だとしてくれているようだった。

ひなた『……当たり前です』

ひなたは、歌野と違ってまだ慣れていないうえ、

完全に九尾に頼っている為、思考も感情も陽乃に駄々洩れになっている。

そのせいか、ひなたの独り言が聞こえた。


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