【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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423: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/05/23(月) 23:37:14.45 ID:RNTeniv3O
目も耳もダメな今、
ひなたの言葉を信じるしかないのだが、
陽乃が素直に信じるわけもなく、
本当に? と、疑うと、ひなたは本当です。と、繰り返すように答える。
ひなた『身体布団に隠れている部分を除いても包帯の方が面積多いですし』
白鳥さんよりも多いかもしれません。と、ひなたは言って。
ひなた『それに、久遠さんの傷……治りが悪いみたいなんです』
縫合はしてあるが、傷口が閉じるような兆候が見られず、
出血してしまっている個所もあるため、包帯のいたるところが赤く染まっている。
これでも、少し前に変えたばかりなのだから、相当だ。
ひなた『今の状態を見て、話が聞けるはずだなんて、誰も思いませんよ』
陽乃『九尾の力だって疑われるかもしれないじゃない』
ひなた『仮にそうだとしても、近づきたくはないと思います』
耐性があるか、相応の覚悟がなければ直視できないほどの痛ましさ。
下手に疑って直接調べるだなんて貧乏くじは、誰も引きたがらないのだろう。
陽乃『そう……まぁ、別に良いけど』
ひなたに関してだったり、千景に関してだったり。
厄介ごとが遠ざかってくれるのなら、好都合だ。
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