【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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456: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/05/29(日) 18:57:06.80 ID:AU/kkM+Xo
けれど、この静寂は体を休めるのにちょうどいいと陽乃は思う。
手も足も動かない。
耳も聞こえなければ、口もきけない。
誰かが来ても察知すらできないけれど、
害を与えるような人物が来た場合には九尾が必ず対処してくれるだろうから、
その方法に若干の不安はあるものの……身の安全だけは保障されていると言える。
眠れるかと言われれば、
特に眠くもないけれど、
寝ること以外に何もできないのだから、
勝手に眠ることが出来るだろうし、それに、
何一つ感じることのできない今の状態は、ある意味で眠っているようなものだから。
陽乃『あとは、考えるのを止めるだけ……』
思考をしようとするから、眠れない。
それさえも止めてしまって、虚無になって、それで。
自分自身の全てを休眠状態に持って行こうと、
陽乃はただぼうっと……何もせず、何も考えず、
体を休めることに集中することにした。
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