【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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587: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/09/18(日) 19:11:00.51 ID:5rnNJt2X0
水都「特に、うたのんは……生命力を高める力を与っているから……」
自分を回復させることに注力するあまり、
陽乃のことをおろそかにしてしまっているのではないかと、歌野は気を急いてしまう。
そして、それが真実になってしまったりしたら、
それこそ、歌野は荒れるだろうから。
水都「私に出来ることは、出来る限りしておきたいと思って」
陽乃「それで……」
陽乃は、そうっと手を伸ばして水都の頬に触れる。
うっすらと付いていた血は乾いていて、陽乃の手には着かなかった。
陽乃「こんな無茶をしたのね」
水都「私に出来るのはこのくらいしかないから」
陽乃「それで死んでも、私はどうともならないわよ」
陽乃はそう言い切ったが、水都はまるで気にも留めていないと言った様子で笑みを浮かべた。
水都「絶対怒るじゃないですか」
陽乃「……怒りもしないわよ」
水都「じゃぁ、悲しんでくれますか?」
陽乃「そんなこともしないわ」
はっきりと否定されても、水都は笑みを崩さなかった。
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