【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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732: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/10/16(日) 23:40:57.55 ID:E/PyZdrB0
陽乃「……子供のように諭そうとするのね」
ひなた「そんなつもりはなかったのですが……」
別に怒りを覚えているわけではない。
ひなたはいつもそのような雰囲気を醸し出しているし、
若葉も特殊ではあるが、球子達と比べれば、一歩引いた視点を持っているようにも見える。
なにより、そんな些細なことで腹を立てるほど、余力がない。
いや、気力がないというのが正しいだろうか。
陽乃「別に構わないわよ。私も貴女も、乃木さん達だってまだ、子供なんだもの」
全員が同じ年齢ではないし、
多少の差はあるけれど、どうしたって、まだ中学生の子供でしかなかった。
そんな少女の集まりが勇者であり、陽乃達だった。
陽乃「もっとも、何を持ってして子供だって定義するかにもよるんだろうけど」
ひなた「……子供で良いじゃないですか」
陽乃「そういう扱いをして貰えるなら、ね」
陽乃が嘲笑を含んで答えると、ひなたは悲し気に目を細める。
年齢だけで言えば子供だが、
今までの経験も人々からの扱いも、抱いている覚悟も。
何もかもが子供のそれではなくて。
陽乃「……だから、貴女も休みなさい。貴女が見張りをしていたって何の役にも立たないんだから」
そう言いながらひなたの頭に触れて、ぐっっと隣に抱き寄せる。
1、貴女は子供であるべきだわ。守られる側の、子供でいるべきなのよ
2、もう休みましょう
3、私が見張っておいてあげるわ
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