【安価でのわゆ】久遠陽乃は勇者である【7頁目】
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740: ◆QhFDI08WfRWv[saga]
2022/10/23(日) 23:07:38.35 ID:YyDTTc0g0
√ 2018年 10月13日目 朝:病院
数日間感じることのなかった、他人が介入してきている熱に浮かされるようにして陽乃は目を覚ました。
昨夜、千景か誰かが病院に侵入してきて、
そのまま排除されたであろう事件が起こったにしては、病院は静まり返っている。
とはいえ、常日頃の朝の喧騒と言うものはいつも通りで、
しかしながら、つい先日までまともに耳が聞こえていなかった陽乃としては新鮮で、騒々しく感じる。
陽乃「……呑気なものね」
すぐ隣でまだ寝息を立てているひなたの髪を優しく払ってあげながら、
陽乃は小さく、独り言ちる。
何があったのかと騒がしくなるべきだ。とは思わないが、
普段通りを心がけている病院側の対応も、
こうして、朝まで平然と眠っていられた自分自身も。
何もかもが、呑気なものだと……陽乃は不満げに顔を顰めた。
以前の陽乃だったなら、もう数時間は早く目を覚ましていただろうし、
大きな音がしたから。なんて事後に侵入を察知するなんてこともなかったはずだ。
現場から距離があったとはいえ、あんまりにも体たらくではないかと、陽乃は思う。
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