【安価コンマ】貴女は魔法女学院でふたなりを治したいようです 3日目
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◆Nq0wl2Ysns
[saga]
2022/07/06(水) 00:56:55.47 ID:QOJfGDNj0
いつもここにいるの?
マリンカ「えっと、いつもここにいるの?」
フィーア「……ええ、ここは風が気持ちよくて」
……まあ影の中に風は吹かないんだけど、気持ちが良い場所の影も、気持ちが良いの。
マリンカ「へぇ、そうなんだ……というか影の中って、フィーアは影の中に入れるの?」
フィーア「ええ、私が生まれつき使える魔法なの。影の中に入ったり、影の中に物を入れたり……」
そう言いながらフィーアは影の中に手を入れてガサゴソと漁ると……。
フィーア「歯ブラシ」
マリンカ「……」
……旅行で忘れても安心だね!
マリンカ「おー……影って凄いんだね!」
フィーア「そう? まあ確かに……便利よね、お昼寝にもピッタリだし」
影の中でお昼寝……言葉だけ聞くと凄いな、なんか。ボクも入れたりするのかな?
フィーア「……言っておくけどこの影は私専用。貴女は入れないわよ」
こ、心の中を読まれてる!?
え、エスパーだ……!
※
――――
――
―
フィーア「……意外」
マリンカ「え」
フィーア「私を初めて見た人は皆真っ先に右目の花に付いて訊ねるのに、貴女は訊ねなかった」
……それに、ちょっと驚いたの。
フィーア「私、この呪いの花が好きじゃないから……その、ちょっと嬉しかった」
マリンカ「……」
呪い……呪いかぁ。
フィーア「貴女、私と同級生よね。だったらまた話せると思うから――また話しましょう?」
それじゃあね。
――そう言い残して、フィーアは影の中に沈んでいった……。
……綺麗な花だったと思うけどなぁ。
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