【安価コンマ】貴女は魔法女学院でふたなりを治したいようです 5日目
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861: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2023/01/16(月) 01:09:11.07 ID:D9rMG3kH0
エリザベート先生編はちょっとずらします……これが終わったらやりますごめんなさい。

※

〜影空間〜

影の中、と聞いて思い浮かぶのはやっぱり真っ暗闇。

一寸先も見えない、何処に何があるのかも分からない。自分の姿も、自分がそこにいるのかどうかすらも分からないくらい、暗くて深くて黒一色の――そんな深淵ってイメージだったけど。

フィーア「そこに座って」

マリンカ「うん」

――小さなちゃぶ台、座布団が三四枚。小さな本棚に知らない小説が何冊か。それ以外にも何やら生活感あふれるグッズがちらほらと。

座布団に座るとちゃぶ台の上にコップに注がれたオレンジジュースが置かれる。どうやら事前に影の中にオレンジジュースを置いておいたみたいだ。うん、うん、凄い嬉しい。気遣いを感じる。

――――でもなんか思ってたのとちがぁう!

フィーア「……思ってたのと違う、と言いたげな顔ね」

マリンカ「そ、そうだね。もっとこう……深淵! って感じだと思ってたからさ、随分と生活感があってビックリしちゃった。あ、オレンジジュースありがと」

フィーア「……この空間には何でも入れられるから、色々と置いておいた方が何かと楽なの」

マリンカ「それにしては置きすぎじゃないかなぁ……冷蔵庫とかあるし」

フィーア「これでいつでも冷えたジュースが飲めるの」

クスりとフィーアが笑う。ほんの少し表情が柔らかくなって、それが自分の持っている影魔法の力を披露しているようで、なんだか可愛かった。



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