【安価コンマ】貴女は魔法女学院でふたなりを治したいようです 5日目
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893: ◆Nq0wl2Ysns[saga]
2023/01/22(日) 01:53:26.75 ID:1yQoUosN0
マリンカ「そういえばそのマフラー、ずっと巻いてますよね」

エリザベート「んー? ……ああこれね」

目を細めながらボクの方を見た後、先生は嬉しそうに笑いながらその首に巻いたチェック柄のマフラーを指でくいくいと動かした。

エリザベート「いいでしょ、私の自信作。編み物何で全くしたことなくて、すっごい時間を掛けちゃったけど……市販品にも劣らないと思わない?」

マリンカ「へー! エリザベート先生の手作りなんですか、しかも初めての作品!」

初めての編み物でそんな立派なマフラーって凄いなぁ先生! 本当に市販の物……市販品の物以上の出来!

マリンカ「手先が器用なんですね!」

エリザベート「そうそう、私ってシラフだと結構手先が器用でね……んくっ。あー……それに、そうだなぁ……愛の力? っていうのかな」

あの人の事を考えてたら、なんだかたっくさん集中しちゃって……うん、それで上手くいったのかな。

マリンカ「……あの人?」

エリザベート「私の旦那様。とーってもカッコよくて、とーっても優しい人なのよ?」

マリンカ「だ、旦那様……あ、じゃあそのマフラーは旦那様にプレゼントしたものなんですか?」

……あれ、でもじゃあなんでそれをエリザベート先生が……。

エリザベート「……今はもう死んじゃったんだけどね、この夜空の星のどれかが旦那様だったり、なんてねー」

マリンカ「!」

エリザベート「…………はぁ。寂しいなぁ……はー……」

ちび、ちびとお酒を運ぶ。コップの中身が無くなってまた注ぎなおす。

……なんだか、凄い事を聞いてしまった気がする。

エリザベート「………………寂しいなぁ、何であんな遠いところまで行っちゃったかなぁ」


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