冒険者「ダンジョンの最下層から脱出する」その3
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21: ◆Z3OExLlt8I[saga]
2022/10/30(日) 14:45:38.41 ID:UZ0j/zE5O
魔物と人間がいがみ合う世界。
魔物は農村を襲い自らの種を繁栄させ、人間はダンジョンに潜って魔物の討滅を行い戦闘可能な個体の頭数を減らしながら魔物の作る質の良い武器を得るなど、争いが耐えずいた。
とある一見何もなさそうな山の斜面に、「エロトラップダンジョン」とよばれるそこは名前の通り数多の階層全てに罠が仕掛けられている。
数々の若い冒険者が挑むものの、帰ってくる者は多くが通常の冒険者としての再起が不能になっており、帰らない物もいた。ここ数年でその魔力に惹かれた若き冒険者を多数失ったギルドはそこを攻略対象から外した。

然し、性に疎い者は簡単に攻略出来てしまう都合上難易度こそ低いこのダンジョンに挑む冒険者は後を絶たない。
ギルド内でも指折りの強さの騎士、主人公のクルミはその1人だった。近辺の魔物は最底辺ランクの冒険者でも殲滅が可能な雑種、「私ならいける」その慢心が仇となり何の対策もせずにダンジョンに突入した結果、一日と経たず終息を絶ってしまった。



-エロトラップダンジョン(通称ETD)突入〇日後-


クルミ「……ん…、はっ!?」

咄嗟に身体を動かす。しかしまともに動かせない…それ所か、ぬめりと絡み付く粘り気の強い液体が心地悪い。腕につけている時計へ魔素を込めれば、突入から7日が経過したことを示した。

クルミ「……なに、これ…?」

クルミの身体に起きている状態
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