R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part4
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158:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2023/12/22(金) 02:15:28.43 ID:+ekVoEWk0
ギンガ「進退きわまったか…」

無数の怪植物群に囲まれ、ギンガが歯噛みする。

女郎草「そろそろ鬼ごっこにも飽きてしまったわ。いい加減覚悟なさい」

クチナ「あわわわ…」

アリス「すっかりかこまれてる こまったね」

怪植物群や魔物ゾンビ軍団はじりじりと包囲の輪を狭めつつある。

背中合わせになりながら抵抗していた三人だったが、いよいよ最後の時が近づいてきたようだ。

女郎草「さぁ観念して…我らの贄になるがいい!」

迫りくる異形たちを前に、3人が覚悟を決めようとした…その時だった。



???「お取込み中悪いけれど、お届け物で〜っす」



何者かが妙に軽い口調とともに、小さな小包がこちらに向かって飛んできた。

それをアリスがパシッと受け止める。

アリス「? なにこれ」

ギンガ「だ、誰だ? いったいどこから…」

???「つれないなぁ、シノビのお姉さん。二回くらいは戦ってるのにさ」

声のした方向を観れば、大鎌を携えたミニスカ黒メイド衣装の少女が、迷宮の壁に垂直に立っていた。

ギンガ「お前は… 暗殺者ヒイラギ」

それはかつて、プリティーうさちゃんズが過去に交戦したことのある相手。

白い暗殺者ヒイラギ改め、淫魔見習いヒイラギであった。

ギンガ「届け物とはどういうことだ? これはいったいなんなんだ?」

ヒイラギ「さぁ? アタシはお姉さまに言われて荷物を届けるように言われただけさ」

お姉さま、というのは今の彼女の主人であるダンジョンマスターオルティナのことである。

魔族であるインキュバスやオルティナは直接タワーの攻略にかかわることはできないルールだが、使い魔に届け物をさせることくらいはできるらしい。

ヒイラギ「なんか、カレハイザー… といえばそこの薬師ならわかるらしいけど」

その言葉を聞いたクチナがビクンと肩を震わせて反応する。

クチナ「か、か、カレハイザぁぁぁ!? な、なんつーもん持ってくるんですかぁぁぁ!!」

薬師の端くれであるクチナももちろん、禁断の除草剤『カレハイザー』の効果やそれが引き起こした災厄は知っている。

だからこそ恐怖と同時に希望があった。

クチナ「た、確かに…これなら植物相手に圧倒的な効果が期待できる… あぁぁでもやっぱりやばいですってこれ使うの」

ギンガ「クチナ。もしやそれを使えば倒せるのですか、あのバケモノを」

クチナ「…おそらく。大森林を一夜にして砂漠に変えるほどの除草剤です。それに触れた植物は細胞の一かけらまで死滅し、塵と消えます」

クチナは震える声で説明する。

アリス「じゃあつかおう。あいつをたおしちゃおう」

クチナ「簡単に言ってくれるわね… けど状況を切り開くにはコレしかないかぁ…」

クチナはやや手が震えながらも薬瓶に入った薬液を慎重に手持ちの大型注射器へと注入していく。

アリス「あ… なんかメモがはいってる」

アリスが小包に同封されていたメモを開くと。

アリス「…あ」



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