R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part4
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172:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2023/12/26(火) 09:28:43.96 ID:h/uoWYbu0
※役目を終えた淫魔見習いヒイラギは主であるダンジョンマスターオルティナの元へと帰還しました

「ずいぶん すっきりしちゃったね」

周囲を見渡してアリスが言う。

カレハイザーの効果によって女郎草が滅んだために、迷宮全体にはびこっていた怪植物も全てが崩れ果てていた。

あれが全て女郎草の身体の一部だったのかと思うと、改めて強大な相手であったということを実感する。

樹木のトンネルのようであった通路も元の迷宮としての形を取り戻し、ごく一般的な石造りの壁の迷宮の姿を現していた。

「禁断の除草剤。確かに恐ろしいまでの効果ですね…ん?」

同じく周囲を見渡していたギンガが、女郎草の大樹が生えていたあたりの床にあるものを見て声を上げる。

そこにはうっすらと蒼い光を放つ、不可思議な紋様の魔法陣が大きく描かれていた。

「あれは…転移魔法陣! 女郎草は魔法陣の上に陣取っていたのか…」

女郎草が倒されたことによって、その下に隠されていた4階から最上階に移動するための魔法陣の全貌が現れたようだ。

「最上階に上がるための魔法陣ね…」

(ああ…ついにここまできてしまった…)

クチナが複雑な思いを抱きながら小さく呟いた。

魔力球を手にしたギンガを先頭に、3人は魔法陣へと近づいていく。

「む? これは…」

ギンガの手にした魔力球の輝きが大きくなった。

魔力球の光に照らされ、ギンガの足元の陰が大きく伸びて浮かび上がる―!

「これが… 試練を与えるという影法師!」

浮かび上がったギンガの影が実体として形を成していく…

『人に仕えし…妖鬼の血脈、受け継ぎし者』

容姿も体型も佇まいも、全てがギンガと瓜二つ。

全身が影のごとき漆黒であること以外は。

『拙者は試練にして門番。 狂える妖樹を祓いし者たちよ、よくここまで辿り着いた』

「おぬしを倒せば、これまで同様に拙者たちは上の階に進める…ということだな?」

自分そっくりの影法師に、警戒しながらも語り掛けるギンガ。

『そう…話が早いな。だがこれまでと違うのは、これが最後の試練であるということ。ゆえに最も困難な条件で戦ってもらう』

影法師の『ギンガ』が両の掌で素早く印を結び…

『かぁっ!』

気合とともに、何らかの術を解き放った。

がくんっ…とギンガたち3人を突然の脱力感が襲った。

『おぬしたちの、技と道具を封印させてもらった』

「えっ!? わぁぁ、ホントだ道具カバンが開かない!」

道具が封じられたクチナが狼狽えておろおろしている。

「面妖なことを。単純に地力でのみ戦え…というわけか」

『そう、それこそが最上階へと至る試練。これを乗り越えられねばあの力に触れることは許されぬ』

影法師のギンガが漆黒のクナイを構え、戦闘態勢に入る。

『さぁ来るがよい… 拙者に打ち勝ち、道を切り開いてみせよ』

「言われずともそのつもりだ! いきましょう、クチナ、アリス!」

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4F魔法陣を守護するボス

『ギンガシャドー』出現!

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