R-18 安価とコンマでダンジョンタワー攻略 Part4
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285:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2025/03/18(火) 20:27:05.85 ID:mAw2flJq0


ドッガァァァァッッ!!

「「 きゃああぁぁぁっっ!! 」」

『敵』の攻撃を受けたつゆときりの身体がしたたかに床に打ち付けられ、二人の悲鳴が重なる。

「はぁ、はぁっ…っ! つ、つゆ、大丈夫…?」

「ま、まだ動ける…! でも、ああ、なんで…」

ふらつきながらも立ち上がる二人のシノビたち。

淫魔の根城である元役場にたどり着いた彼女らを襲撃したのは、まさに二人が救出しようとしていた相手。



心の底から淫魔に忠誠を誓ったギンガその人であった。



「―しっかりと鍛錬を積んできたようですね。母は嬉しいですよ」

その声色には冷徹でありながらも再会の喜びと嬉しさの響きが含まれている。

「ああ そんな…」

「ほ、本当に母上なのですか…?」

ギンガと思しきその女の姿は彼女らの知っている母の姿とは少々異なっていた。

以前のシノビ装束はそのままに。

肌は赤黒く染まり、瞳は金色。

頭には二本の角が生えている。

まさしく『鬼』を思わせる姿だ。

「そう、まぎれもなく拙者は貴方たちの母。ふふふ、そういえばこの姿はお前たちに見せたことはありませんでしたね」

それは以前の冒険の時は切り札として隠し持っていた力。

先祖にいたとされる鬼女より受け継いだ血脈、その秘められた力を開放した姿であった。

「この姿の母は普段の数倍の身体能力を発揮することができます。つまり…お前たちには勝ち目はない、ということ」

つゆときりは狼狽し、困惑していた。

あの優しかった母上が、助けるはずの母上が…まさか自分たちに刃を向けるなんて。

「ああ… やはりツバキ様やミルキィお姉ちゃんたちが帰ってこなかったのは…」

「母上が裏切っていた、から…!」

「察しのとおり。ツバキ様もミルキィたちもご主人様に捧げたのはこの母です」

衝撃を受ける姉妹たちに淡々と事実を告げながら、クナイを手にするギンガ。

「そして…お前たちもまたご主人様への捧げものとなるのです。ふふ、よくぞ大きく成長してくれましたね。ご主人様もきっとお喜びになるでしょう」

ギンガの全身から敵意に満ちたオーラが立ち昇る。

「そんな… 母上…」

「娘である、わたしたちまで…!」

二人は動けない。

母の裏切りに衝撃を受けているだけではない。

鬼の力を引き出したギンガの圧倒的な迫力を前に身がすくんで動かないのだ。




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