145: ◆gKnq/8bM72[saga]
2023/04/09(日) 22:00:09.11 ID:iQVslAiV0
放課後の教室に残っているのは俺と天ヶ瀬だけだった。
「雨やまないね」
相槌を返す。
濡れるのを覚悟で帰ろうと思えば帰れるんだが、しない。
俺達は手を握り合う。
天ヶ瀬は俺の彼女で、俺は天ヶ瀬の彼氏になっていた。
「雨って嫌だよね。ランニングもツーリングもできないし」
頷いたが、俺は雨が好きなままだ。
身体をくっつけ合いながら窓の外を眺める。
こんなイチャイチャさせてくれるのは珍しかった。
天ヶ瀬は身持ちが固いので付き合ってもそれ以前と変わりない関係のままだったから。
「え…キス…?」
許しを請う。
迷って、彼女は頷いてくれた。
キスする。
初めてのキス。
唇と唇が触れ合う。
舌を突っ込むとかは絶対拒否される。
「……しちゃった」
嬉しい。
幸せで胸いっぱいになる。
だけどこの後も天ヶ瀬はキスをまともにさせてくれなかった。
当然Hも。
昔はセックスすなら女を襲えばいいと思っていた俺にとってそれはもどかしすぎた。
俺は早く天ヶ瀬とHがしたい。
いつ、できるんだろう?
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