48: ◆gKnq/8bM72[saga]
2023/04/09(日) 00:39:06.11 ID:iQVslAiV0
しかし彼女は俺が傍に行く前に体を起こす。
「っつたぁ〜。マジ転んだぁ」
ぶった後頭部をさするアリサ。
「ん?」
近くに来ていた俺に気付く。
「え、なに」
視線が泳いでしまう。
どうしよう。
殴るか?
やるか?
背中の警棒を握る。
…取り合えず普通に接しよう。
「大丈夫かって? もー大丈夫じゃないよぉ。あぁ、こぶできてきた。ほら」
ブロンドの髪をめくり上げて見せてくるがこぶがあるかは分からなかった。
「はー濡れるし最悪。救急車? いいよっ、それはいいっ」
アリサは立ち上がったが、雨でぬれた上に転んだ事でげんなりしている様だ。
もう去ろう。
レイプ対象と顔見知りになるなんて駄目だ。
今日もマスクはしているが前回、天ヶ瀬におかしいと言われたサングラスはつけていない。
覚えられたくない。
「はぁ」
…。
俺は折れ畳み傘をアリサにあげた。
「え?」
返さなくていいとだけ伝えて走り去る。
なにをしてるんだ?
なんで傘をあげた。
走る。
やってしまった。
俺は性欲以上の感情をアリサに持ってしまったのか。
イメージビデオで妄想を膨らませすぎて恋をしてしまっていたのか。
だから良い格好してしまった?
よくないぞ。
これはよくない。
帰ってオナニーしよう。精液と一緒にこの不相応な感情も吐き出してしまわないと。
178Res/70.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20