魔法少女 全てはあなた次第【安価】
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317: ◆m3eT9sbstgM1[saga]
2023/07/09(日) 09:49:06.04 ID:trpNgl8mO
下駄箱で紫桜と別れたあなたと冬は2階ーー2学年の教室を目指す。
通学路とは違い、落ち着きを取り戻した冬は静かに、楚々と廊下を歩く。
「おはようございます、進藤さん」
「おはようございます」
時折、冬に挨拶がかけられ、それにきっちりと返礼をする冬は礼儀正しかった。
冬はあなたを肩に乗せ、ある教室に入る。
窓際、最後尾の席に座って、カバンから一限目の授業の準備を始めた。
教室は静かではなく、昨日の紫桜と同じように姦しいが、時折、冬に声をかける者がいる程度で、冬は授業の復習を始めた。
『真面目なんだね、冬は』
冬に声をかける。
肩に乗ったあなたに視線を送り、
『…私は物覚えが悪いからな』
冬は少しだけ、落胆するように話す。
『? でも、冬の成績は上位じゃない』
壁に貼られている成績のランキングではクラスで2位、学年で3位の欄に冬の名前があった。
『それが物覚えが悪い証拠だ。人一倍努力しても一番に成れないのが私だ、精進しないとすぐに成績も落ちるからな』
冬はあなたの頭を撫でつつ、予習に変わる。
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