42: ◆m3eT9sbstgM1[saga]
2023/07/05(水) 17:31:26.37 ID:q7t5hWj9O
選択肢2
あなたは押収された物の中で近しい物ーーぬいぐるみの中に紛れ込んでいる。
じっと、二人の和気藹々の光景を観察していた。
「ん? こんな大きなもの、持ってきたやつがいたか?」
冬とあなたの目が合った。
先ほどまでなかったぬいぐるみが一体増えたことに、冬は戸惑っているようだ。
「わっ! おっきなヌイちゃんだー! 可愛い! 羽があるし、天使ちゃんかな!?」
戸惑い気味の冬とは対照的に、紫桜はあなたに興味津々で近づき、あなたを手に取ると抱きしめる。
紫桜の巨大な胸に包まれて、あなたは呼吸が苦しくなる。
「かわいいー! ねぇ、冬ちゃん、この子うちの子にしていいかな!?」
あなたを抱きしめながら紫桜は冬に尋ねる。
「ダメに決まっているだろう、佐藤。それは校則違反の押収物とはいえ、持ち主がいる。それを勝手に持ち攫われたら、元の持ち主が悲しむぞ?」
冬はため息混じりにそう諌める。
「そっか、君には飼い主さんがいるよねー? ごめんね」
あなたと視線を合わせ、紫桜は謝罪した。
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