【安価・コンマ】エロモンスターダンジョンクエスト・3
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319: ◆WEXKq961xY[saga]
2023/11/09(木) 19:38:48.03 ID:MXpz0AF6o
カツラギ「しかし、まだ明るいしなぁ…」

 その時、どこからか二人組の少女が走ってきて、カツラギたちに声をかけた。

「あの、旅人さん!」

カツラギ「ん? どうした?」

パペマ「力仕事?」

「いえ…あの…」

エリーゼ「…ここでは言いにくいことですか? ちょっと、物陰に行きましょうか」

 打ち壊された家の陰に移動すると、少女が話し始めた。

「実は…この町には、昔から伝わる『聖女』の伝説があって」

「もしかしたら、それでこの町が元通りになるかも…」

カツラギ「『聖女』…?」

 少女たちが交互に説明する。

「ずっと昔、この町が今みたいに大変なことになった時、海の向こうからやってきて」

「アスモダイ父神の力で、壊れた建物や荒らされた畑を元通りにしてくれたんだって」

「死んだ人が、生き返ったっていう言い伝えもあって」

パペマ「アスモダイの巫女…? なら、あり得る」

 パペマが頷く。

エリーゼ「その、聖女は今は」

「町を救った時に力を使い果たして、滝の近くに埋葬されたって」

「今は、祠が建っているあたりに」

セラ「おはかになってるの?」

カツラギ「まあ、見てみるだけ見ても良いかもな。どうせ暇してたし」

「それが…」

 片方が、言いづらそうに切り出す。

エリーゼ「何?」

「言い伝えなんだけど…祠の下は、広い迷路になっていて、危険な魔物がいっぱいいるんだって」

カツラギ「つまり…ダンジョンか」

セラ「ダンジョン!」キラキラ

パペマ「魔力鉱石!」キラキラ

エリーゼ「これは…言い伝えが本当なら、ロゼッタさんにも手伝って貰わないといけないみたいね」



ロゼッタ「何と、そのようなものが!」

 ロゼッタに先程の話を伝えると、すぐに乗ってきた。

ロゼッタ「万に一つでも可能性があるのなら、全力を尽くしましょう」

フォーグ「えっ、ロゼッタさん、行っちゃうの?」

 フォーグが不安げに彼女を見る。ロゼッタは、彼の肩に手を置いた。

ロゼッタ「心配いりません。ダンジョン探索に、モンスターの討伐なら、私たちの得意分野です」

フォーグ「でも、ロゼッタさんがいないと、おれ…」

ロゼッタ「大丈夫。あなたはもう、町の人のリーダーを立派に務めています。だから自信を持って。周りの方々の意見に耳を傾け、自分が信じる行いを通すのです」

 そう言うとロゼッタは、カツラギたちと共に町を出発した。




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