【安価・コンマ】エロモンスターダンジョンクエスト・3
1- 20
509: ◆WEXKq961xY[saga]
2023/12/03(日) 20:19:03.66 ID:IW7p2goDo


セラ「」トタタタ

カツラギ「おい、ちょっ、待てっ」バタバタ

 船内は乗ってきた客でごった返している。小さな体で、人の間をすいすい通り抜けるセラを、カツラギは必死に追いかける。
 と、セラが急に立ち止まった。

カツラギ「はっ、はあっ…ったく、勝手に走り出すなよ…」

セラ「…」ジッ

カツラギ「? 何見てんだ…」



「全く、浮かれすぎよ」「ごめんごめん」「でも、見つかってよかったな」



 甲板に上がる階段近くで、一組の親子が話している。少年の手には、小さな木馬が握られている。どうやら、船を降りようとした所で、少年が木馬を忘れたことに気付いて、取りに行っていたようだ。



「さ、早く降りましょ」「うん!」



セラ「…」ジッ

 仲睦まじい親子のやり取りを、セラは指を咥えてじっと見つめている。

カツラギ「…」ポン

 カツラギは、静かに彼女の肩に手を置くと、言った。

カツラギ「…行こうぜ」

セラ「…」コク

 セラは小さく頷くと、甲板に上がっていく親子から離れて、再び船室の奥へと歩き出した。



セラ「…」クンクン トコトコ

カツラギ「…! おい、そっちは」

 漂ってくる匂いに、カツラギは彼女の行く先を察した。
 果たして、開けっ放しのドアの向こうは、料理人たちの行き交う厨房であった。

「…! おい、ドア開けっ放したの誰だ? 客が迷い込んできたぞ」「お嬢ちゃん、ここは危ないから…」

カツラギ「悪い悪い、すぐに連れて行くから」

セラ「おいしそー!」

 焼き立ての鶏肉に、セラが目を輝かせる。

「美味そうだろ。生から焼いた肉は、出港直後しか食えないからな」

カツラギ「後で食えるから、な…」

「まあまあ。今、切り分けてるんだが、端っこが余るんだ。ほれ、食うかい」ヒョイ

セラ「」パク

 差し出した肉の切れ端にかぶりつくセラ。

セラ「んぐ…おいしー!」キラキラ

「おっ、良い食いっぷりだな! ほれ、もう一丁」ヒョイ

セラ「」パクッ




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
706Res/368.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice