弱男「ぶっかけ…ぶっかけ…ぶっかけ…」
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155:名無しNIPPER[saga]
2023/12/25(月) 21:33:17.81 ID:KUNogzXQ0
 弱男が慌てて店舗に戻るとそこにいたのは以前来た貴族のロリ吸血鬼だった。

吸血鬼「はーい」

弱男「…」

 青ざめる弱男。
 やはり魔除け剣は効かなかったようだ。

吸血鬼「ちょっとぉ、前もらったこの剣壊れちゃったから新品に替えようと思ったのにどこにもないんだけどぉ」

 彼女の手にはボロボロになった弱男製作の剣があった。

弱男「そ、それを作るには時間とお金が…」

吸血鬼「そんな言い訳聞きに来たんじゃないんだけど。早く作れって言ってんの」

弱男「ご…注文でしょうか」

 ガキン!
 吸血鬼が弱男に向かって剣を投げる。

弱男「ひぃ!?」

 足元に突き刺さったそれを弱男は引っこ抜いて手元に戻す。

吸血鬼「なんで私がアンタなんかにお金を払わないといけないの? 馬鹿ぁ?」

弱男「で、で、でしたら、作れませんっ、この剣のお代金も貰ってないんですよ!?」

 カチャ…。

弱男「…!?」

 吸血鬼が、魔法技師ちゃんと作ったあの魔除け剣を手に取る。

吸血鬼「こ・れ・さぁ♪ 私が嫌がって店に来させないための魔除けでしょお? いけないんだー、差別って事だよねぇ?」

 嫌がるどころか剣を持って振り回す吸血鬼。
 
吸血鬼「人権って知ってるぅ? 吸血鬼にもあるんだけどぉ?」

 最近は人間と他種族の共存をどこの国も謳っている。
 被害を受けたとはいえ、あの魔除け剣の存在は魔族からの非難の対象だ。

弱男(もろ刃の剣だったが……魔除け剣をあそこまで意に介さないなんて…!)

吸血鬼「こーんなよわっちい魔道具どこから手に入れたのかなぁ? ショボすぎて笑っちゃーう」

 バリーン!と魔除け剣が壊される。
 
吸血鬼「次、来るまでにその剣修理して置いてぇ♪ じゃあね〜♪」


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