【R-18】こんな仕事ばっかりでごめんな【安価】
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707: ◆WEXKq961xY[saga]
2025/01/11(土) 14:26:45.77 ID:qZgSVsdco
…
ウィンウィンウィン
アイリ「あっ…あっ…」
ピロリロリロリロ
ゴトッ
「ぃよしっ!」グッ
アイリ「やったー!」
クレーンゲームで、前の客が良いところで諦めたのか、穴の近くまで寄せられていたぬいぐるみを取ることができた。
「アイリ、持って帰る?」
アイリ「良いんですか?」
「ああ、俺が持っててもしょうがないし」
アイリ「ありがとうございます…大事にしますね」
白いハチワレ猫のぬいぐるみを、アイリは愛おしそうに見つめていた。
「…よし、ぬいぐるみも取れたし、もう帰るぞ。家まで送ろうか」
アイリ「…」
するとアイリは…そっと身を寄せ、囁いてきた。
アイリ「…まだ、帰りたくない、です」
「…自分が何言ってるか、分かってるのか?」
アイリ「」コクン
「俺はプロダクションの社長兼プロデューサーで、アイリはそこのモデルだ。迂闊な関係は持てない」
アイリ「…プロデューサーさんは、結婚されてるんです? それか、お相手がいらっしゃるんですか?」
「いや…」
アイリ「なら、良いじゃないですか。不倫でも、未成年相手でもないし」
「アイリ」
俺は、辺りを見回した。クレーンゲームコーナーには、少ないが他の客もいる。俺はアイリの手を引いて、人気のない階段近くまで移動した。
「ただの社会人ならそうかもしれないけど…アイリは芸能人だ。少しずつ、名前も売れ始めてる。世間が、君に注目してるんだぞ」
アイリ「それでも、まだ皆に知られてる訳じゃないです。これだけ歩き回って、全然声とか掛けられなかったじゃないですか」
「わざわざ話しかけたりはしないさ。黙ってSNSとかに上げたりはするかもしれないけど」
アイリ「さっきエゴサしたけど、何にも無かったですよ」
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