【R-18】こんな仕事ばっかりでごめんな【安価】
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863: ◆WEXKq961xY[saga]
2025/01/21(火) 21:27:15.84 ID:uCcFu5A0o
…

アイリ「〜♪」トントントン

 慣れた手つきで包丁を振るうアイリ。私服の上から、持参したエプロンを付けた後ろ姿は、若妻の風貌だ。

「…」ジッ

 俺はテレビを見るふりをしながら、その後姿を眺めていた。

「…新婚みたいだな」ボソッ

アイリ「…ん? 何か言いました?」

「あ、ああ…こうしてると、新婚みたいだなって」

アイリ「!? し、新婚だなんて、そんな…///」テレテレ

「よそ見して、指切らないでよ?」

…

 料理を勉強しているだけあって、アイリの料理は美味しかった。適当に買った食材を上手く活用している辺り、普段からも自炊しているのだろう。
 食後に紅茶とケーキを提案すると、意外にも乗ってきた。今日くらいは、ということらしい。

アイリ「それにしても、後輩って良いですね〜」

 ケーキをつまみながら、アイリがしみじみと言った。

アイリ「続けてきた甲斐があったなって感じです」

「そうだな。今度の新人も、期待できそうだし」

アイリ「それにしても、動画配信している人を取ったんですね」

「ああ。アイリは忍のこと、知ってた? 永遠は知ってたらしいけど」

アイリ「あたしはあんまり…コスメとかの動画は見るけど、ゲーム実況は見ないので」

「ふぅん…」

 まあ、普段から似たような動画を見ていないと、おすすめにも上がってこないし、そんなものだろう。
 ケーキを食べ終えたので、せめて皿洗いはしようと立ち上がると、アイリに止められた。

アイリ「あっ、洗いますよ」

「いやいや、それぐらいはしないと」

アイリ「えっと、そうじゃなくて…」

「?」

 何がそうじゃないのだろうか。訝しんでいると、アイリは赤面しながら、しどろもどろに言った。

アイリ「ほ、本当は、お料理作る時にしようと思ったけど、包丁や火を使うから危ないかなって思って…だから、皿洗いでしようと思って」

「???」

 困惑する俺に、アイリは「ちょっと待っててください」と言って、キッチンを出ていった。

…

アイリ「お、お待たせしました…///」

 数分後。戻ってきたアイリは、一糸纏わぬ裸の上から、先程のエプロンだけを身につけていた。彼女は、そのままキッチンに向かうと、皿洗いを始めた。


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