【安価とコンマ】変身ヒロインは寝取られるかもしれない
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86:ハンターギルド ◆lZP2DZQePPj0[saga]
2024/06/12(水) 15:51:26.11 ID:y71lKvpbO
一心(くそ…何をやってんだ俺はっ!)

未だ内心の混乱は収まらない一心。

それでも…大切な彼女を守れずして何が恋人か。

一心「うぉぉぉーっ! クリスーっ!!」

勇気を振り絞り虐げられる恋人の元へと駆け出す一心。

一心「クリスに手を出すなぁぁ!」

うずくまるクリスを庇うように、鞭を振るうビィに対して仁王立ちになる。

ビィちゃん「おおっと!?」

ビィちゃん(やばっ、なんかこの男だけは傷つけるなって凪様に言われてるんだった)

鞭の軌道が変わり、その先端は先程梱包から取り出したばかりの鬼鉄スーツのほうに飛んでいった。

そして…

ドカァッ!

クリス「ああっ!? そんな、鬼鉄が…」

鞭の先端は鬼鉄のスーツ、樹脂でできた硬質の胸部パーツを貫き粉々に破壊してしまっていた。

クリス「どうして…」

クリスの瞳に涙が浮かぶ。

クリス「もうちょっとなのに…もうちょっとであたしの夢が形になるところだったのに」

肩を震わせ流れ落ちる涙が廃工場の床を濡らす。

一心「クリス…」

こんな彼女の顔は見たことが無かった。

いつも明るく、快活で、前向きで。

夢を掴む為の努力を惜しまず、真っすぐに突き進んでいく。

そんな彼女の眩い輝きが今や見る影もない…



けれど。

一心「諦めるな、クリス」

男は震える彼女の肩をそっと抱き寄せる。

一心「邪魔されたから、なんだ。壊されたからなんだ。おまえの夢はまだ終わってなんかいないんだぞ」

クリス「だって…お金いっぱいかけて作ったのに。スタッフも機材だって、一心くんが色んなところ駆け巡って、色んな人に頭を下げて集めてくれたのに」

一心「スーツはまた作ろう。俺も協力するから、もっと凄いものをな。撮影に必要なら人だろうと物だろうとなんとしてでも集めてみせる… こんな頭で良ければ何度だって下げて見せるさ」

クリス「一心くん…」

一心「だから立ち上がってくれ、クリス。俺はいつも元気で…夢に向かって突き進むお前が好きなんだ」



ビィちゃん(ん…?)

2人のやりとりを退屈そうに聞いていたビィであったが。

ビィちゃん(なんスか…? あの2人の間に輝く光のオーラのようなモノが見えるっス)





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