『FGO』風魔小太郎「『対魔忍』ですか……」『対魔忍RPG』
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385:ノベルドーパント[saga]
2024/06/24(月) 09:30:41.55 ID:WR3UcPa20

一歩、二歩、三歩と僕に近づいてきたかと思うと、そのままギュッと抱きついてきました。……頭の中は混乱していましたが、ハッキリと言える事があります。なんですか、この僕の理想の女性像をそのまま体現したかのような方は!!(>>378のゾロ目の効果)

大人の女性の肌身が僕を包み込みます。スラリと鍛え上げられた肉体からは、彼女の微かな体臭と闘いの匂いがしました。


小太郎「えっと……あの……ゆきかぜ殿、ですよね?」

???「久しぶりだね」

一体どうしたというのでしょう。まさか英雄王の若返りの薬で子供になってしまったジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ殿の逆で、何かしらの魔術か忍法で大人の姿になってしまったのでしょうか? いや、しかしそれにしては「久しぶりだね」という言動は変です。

僕はゆきかぜ殿に暫く抱きしめられていましたが、やがてスッと身体を離されると事情を説明されました。


大人ゆきかぜ「私は未来のゆきかぜよ。後は小太郎なら分かるでしょう? カルデア? とかいう組織に所属していた小太郎なら」

小太郎「!!?」

カルデアの事を知っている!? 無論、カルデアでのことは父上以外に誰も喋っていませんし、父上がゆきかぜ殿にそんなことを伝えるとも思えません。つまり──


小太郎「本当に、未来のゆきかぜ殿なのですか……。カルデアのことは、僕自身から?」

大人ゆきかぜ「うん、聞かされた。……ふうま、よく聞いて。私はアルサールを倒す為に未来からやって来たの」

小太郎「アルサールを!?」

アルサール……現在の五車にいる『もう一人の井河さくら殿』を別次元から連れて来た次元漂流者……次元海賊のような種族で、あらゆる次元を支配することを目的としている謎の……宇宙人っぽい見た目をしている奇妙な生物体です。『ブレイン・フレイヤー』と彼らは名乗っていました。


小太郎「……討ち損じていたのですか」

あのタコのような身体を秋山凛子殿に真っ二つにされてそれでも生きていたアルサールですが、最後は僕に脳みそを抉られて散り散りになって消滅した筈です。……我が身の腕の未熟さを呪います。フェルストを討った時の様に、絶対に復活できないよう多重次元ごと脳みそを抉るべきでした。


大人ゆきかぜ「いつ死んでも良いように、脳だけをサイボーグボディに保管していたのよ」

小太郎「…………それでも、僕がその可能性を考えられていればあの時に仕留められた筈です。本当に申し訳ありませんでした」

大人ゆきかぜ「全く、アンタって本当に若い頃から謙虚で頭が低いわよね。……私はアルサールとは別のブレインフレイヤーから次元移動装置を奪ってこの時代にやって来たの。それはこの対魔忍スーツに組み込んであるわ。往復できるのは一度だけだけど」

小太郎「……そこまでして『過去の改変』をしたいのは何故ですか? 未来のアルサールは僕達でも歯が立たないほどに強くなってしまったからとか?」

大人ゆきかぜ「…………ごめん、それは言えないわ」

ゆきかぜ殿の表情が、暗く沈んだ物になります。恐らく、彼女は『過去改変』などという相応のリスクがある事を成してこの時代にやって来た。……根が優しくて、寂しがり屋のゆきかぜ殿のことです。……恐らくは──


小太郎「分かりました。僕に出来る事ならなんでもお手伝いさせて頂きますよ」

大人ゆきかぜ「……良いの?」

小太郎「友人を助けたい、力になりたい、というのも有りますが……ゆきかぜ殿があまりにも僕の好みの女性像になっていたので、悲しそうな顔を見たくない──んですよね。そんな下心ありきです」

大人ゆきかぜ「!!? ほ、本当!? それ本当なの!?」

小太郎「え、ええ……そうですが、どうかしましたか?」


>>386 高コンマ程喜んでハイテンションゆきかぜハイパーモード。(補正+70)



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