133:名無しNIPPER[saga]
2024/12/23(月) 01:14:56.35 ID:HL8il9YC0
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少し時間が遡り、レンとガイオウの闘いは屋敷を破壊しながら熾烈を極めていた。
勇者と5000歳を超えるオーガの元王が武器を幾度もぶつけ合い、体力の削りあいをおこなった。そして軍配はオーガにあがった。
レン「ぐ、くうう………っ……くそ…」
ガイオウ「はぁはぁはぁ、げほっ。さすがは勇者だ。ワシの用意した武器を悉く破壊し、血を流させるとは、ふう、ふう」
槍や青竜刀、愛用の金棒まで破壊されたガイオウだが、レンの愛用の大剣も破壊されている。そして体力的に笑う余裕があるガイオウに比べ、両手を床について荒い息を整えることしかできないレンでは勝敗はみえていた。
ガイオウ「ぬうん」
レン「ぐはぁー!!」
ガイオウが容赦なく蹴り上げ、レンは壁に叩きつけられる。身に纏っている女の身体に合わせた鎧ごと吹き飛ばすほどの膂力はすさまじく、その鎧も破壊され、紺色のセミロングヘアーが溢れ、乱れる。
レン「く、ぐ………!」
レン(俺もここまでか…!剣もへし折られて魔力も尽きた…流石はオークの元王…!)
ガイオウは勝ち誇った高笑いを上げながらレンに近づく、アップル王国の誇る勇者の一人が名誉の戦死を遂げようとしていた。
レン(ハーレムは志半ばか…!だが、シアやアメリア、ミーニャとドエロいことをたくさんできたのは良かった……!)
ガイオウ「さあ、どうする勇者レン。げほ」
レン「…ど、どうするとは…?」
ガイオウ「貴様が男ならば名誉の戦死を与えバルハラへ送ってやるのみ。だが貴様は女だ、もうひとつ選択肢がある」
レン「……」
ガイオウ「ワシの女となり、オルソン様に忠誠を誓えぃ!勇者としてのレンは死に、勇者な魔族を産み落とす子袋のレンとして生きるというならば命は助けよう」
レン「なにぃ…!」
ガイオウ「貴様が勇者として死にたいというならばそれもよかろう、はぁはぁはぁ、どうする」
レンには勇者としての矜持はあるが、まさかの提案に衝撃が走った。まさか女の身体となったことで生き残るチャンスが生まれるとは。
レン(だが…魔族の、ガイオウの女になるなんてのはありえねえ!俺はハーレムを作り上げるんだ!……とはいえだ、この屋敷に向かうまでに聞いた話…)
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ミーニャ『レンが闘ったガイオウは、紅蓮の女勇者リラの生まれ育ったオーガの里の元王。魔物らしからぬ温厚で話のわかる中立な存在だったはず』
レン『てことは、間違いなくオルソンの傀儡魔法にかかってるよな』
シア『オルソンを倒せば、ガイオウとは闘わずにすみそうかもね』
アメリア『どうやってオルソンとガイオウを引き離すかが問題ねぇ』
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