890: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/01/30(木) 00:02:43.62 ID:i0zw3zAx0
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最もダメージが深刻なレンと、足首を失っているシアのためにアメリアとミーニャが薬草を食べ、初期回復魔法を発動できるまで魔力を貯える。
アメリア「ふう、ふう、ふう」
シア「アメリア、大丈夫?青臭いし泥ついてるし、聖女が食べるようなものじゃないよね」
アメリア「だ、大丈夫よぉ…………二人のためならば…もぐ、もぐ、もぐ…」
ミーニャ「おえ…………魔力回復ポーションもソロモン72柱戦で使いきっちゃったし……もぐ、もぐ……仕方ない…」
勇者パーティが揃って全裸で、その内二人が森の中で青草を貪っている姿はかなり妙な絵面だった。レンとシアは木を背もたれにして休憩している。レンの手の中にはコッペパンほどの大きさまで縮小したスライムがいた。これが生存ギリギリの大きさらしい。
シア「レンすごいボロボロだよ。こいつのせいで、絶対ここで討伐しておいた方がいいよ」
レン「俺がちょっと握ればこいつは死ぬ。ふう……ふう……なあ。お前も分かるだろ」
『は、はいそりゃもう』
レン「知能が高いスライムはレアだし、魔王軍の情報全て話してもらおうか、なあ?嬉しいよな?」
『うへえええもう俺魔物側でいられない殺されるうう』
レン「でも言わないとここで死ぬし」
『すみません!ぎゅっとしないで!あああ!死ぬ!死ぬ死ぬ!いやあああああ!知ってること全部言います!』
シア「やっちゃえ!もう少し!」
レン「裏切れないように契約魔法交わして貰うし、実験台として色々扱うけど嬉しいよな。生きられるんだし。
どうせお前無力な人間何人も殺ってるだろ?人間と魔物の殺し合いの掟に従う場合、このまま捻り潰してやることが正解だが」
『う、嬉しいです!契約も交わします!ひどいことしておいて実験動物になれるなんて光栄ですー〜〜っひいいいいいいいぎゅっとしないでぎゅっとしないで!』
レン「……てことでさ、シア」
シア「うーーん。仕方ないなぁ」
『ひい……ひい……ひいい……………』
アメリア「うぷ……ふううう…………二人とも〜……初期魔法かけるわね。そしたら、城まで戻って冒険者服を回収して、一夜明かしたらミーニャが転移魔法なんとか使えそうだから……それで王都に戻りましょ」
レン「ありがとなぁ」
シア「私の足はさすがに教会に行かないと治らないよね〜……あはは」
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