【安価コンマ】番長狩りの女番長・不良能力バトル
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127: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2025/01/11(土) 16:53:39.78 ID:UKMDhPBb0
「なら、お前を――」

「人質を取ってどうにかこの場を切り抜ける…ですか、猿知恵もここまで…いえすいません。

これでは本物のお猿さんに失礼でしたね。猿以下の猿山さん」

「〜〜〜〜っっ!!!!」

挑発が刺さり、狙い通り怒髪冠を衝く猿山は足を止め、狙いを再び龍子に定め飛び掛かる。

その動きは一直線で極めて直情的なモノだった。動きを読み切るのはそう難しくない。

「キャキャキャキャーッ!」

「終わりです」

再びがむしゃらに特攻をかける猿山に、再度鞭の猛撃で迎撃する。

これで決着…するはずだったが、どういう訳か猿山は止まらない。

(…?なぜ、倒れない…?)

訝しみながらも只の瘦せ我慢に過ぎないと判断し、鞭の速度と威力を数段階上げる。

「ギギッ……!キャギ…!」

「倒れないっ…!?」

傷だらけになりながら、進む事を止めない猿山の様子に、龍子の中で迷いが生じる。

このままでは接近を許してしまう。今の自分も体力は心もとない。距離を空けもう何度か鞭を振るえば片が付くはず。

「ウギャー!」

「っ…ぐ!」

迷い鈍った隙間を縫うように、猿山が飛び掛かる。

龍子が咄嗟に取ったのは強烈な鞭の一撃による迎撃だった。

それが致命的失敗とも知らずに。

「なっ…!!?」

頭部へ向けた鞭の一撃は不可視の速度で、渾身の一撃でもあった。

その鞭の先端を、猿山はあろうことか噛みついて止めたのだ。

龍子の思考は完全に止まった。

これまで猿山以上の相手と戦った経験などいくらでもあったが、歯で鞭を止められたことなど一度も無かった。

「ウーッキャキャー!」

「う、うああぁぁ!?」

龍子は自覚も無しに情けない悲鳴を上げながら押し倒されてしまう。

受けた姿勢が悪かったのか、振りほどく事もできず力も籠められない。

龍子は……敗北した。


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