【安価コンマ】アンドロイド狩りの女アンドロイド・蘇りし英雄
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317: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2025/03/15(土) 20:17:34.69 ID:GRG5lmzJ0
オプティマスリバティの中央部から南西に外れた酒場。

そこはハンターたちが通う集会所の一つ。様々なハンター達が狩るべき獲物を求めては集い、

自分が狩った人間やサイボーグの話を肴に上質なオイルや電子ドラッグに酔いしれる憩いの場。

今日も昼間から大勢のアンドロイドが酒場を賑わせていた。

そこに、イヴェンが現れる。

だが誰も彼に注目することはない。彼がさせないのだ。

完全に気配を殺している彼の存在はハンターたちにとって通行人Aでしかない。

カウンターの席を目指し歩くイヴェンの前に、よれよれとフラつくアンドロイドがぶつかった。

「んてめっどこ見て歩いてやがんだっっっ」

「悪いなおっさんこいつ酔っ払っててよ」

「どこ見て歩いてんだって聞いてん――」

酔ったアンドロイドはそれ以上喋れなかった。

ほんのわずかに彼に睨まれただけで、酔いが全て抜けてしまったからだ。

「ひ、ひえぇぇ…!」

「お、おい!待てって!」

「…」

逃げ去る一団に目も暮れず、カウンター席に腰を降ろす。

「重油一つ」

「お待ちしておりました」

隣に座っていた先客、長身でスーツ姿のアンドロイド、ハイマンが声をかける。

「北方の遠征ご苦労様でした。ほれぼれするような手際の――」

「世事はいい。本題に移れ」

出されたオイルを煽りながら視線も合わせずイヴェンが言う。

「では率直に。貴方様に例のアルカナ・オリジン、ロベルタを狩っていただきたいのです」

「随分な話だ。先月までは不可侵って話だったが」

「状況が変わったのです。貴方も知っての通り、機動隊の本部が壊滅しました。

機動隊では彼女は手に余る。FATHERはそう判断されたのです」

「それでハンターに、か?連中の面目は丸潰れだな」

「ですがやはりハンターたちでも彼女の相手をするのは厳しいと言わざるを得ません。

既に3組ほどのハンターが返り討ちに遭いました」

「だろうな」

「貴方であれば可能でしょう。お願いできますね?」

「期限は?」

「ありません」

「…なんだと?」

「無期限の任務です。やり方も貴方に一任します。一度で仕留めらずとも構いません。ですがやり方はいつものモノでお願いします」

「……分かった」

「余計な詮索が無くて助かります」

「俺はただの犬だ。疑問を抱く必要もない」



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