【安価】恋愛相談屋しながら魔法少女業に励む3【コンマ】
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◆AZbDPlV/MM
[saga]
2025/03/16(日) 00:10:53.85 ID:/aISEaCN0
──幻影の天音
幻影の中で、時間の経過も解らないままに、出口のない迷路を彷徨う天音は、心が疲弊していた。
天 音 「どうして……? どうして芽依様だけでなく、あのホームや魔物が消えてしまったのでしょう……?」
視界がと意識が遠退くような、頭ひとつ上に浮かんでいるような、胸の奥が騒めく不安に襲われる。覚束ない頭でも、答えを導き出そうと思考を働かせる。
天 音 「怖い……ひとり……嫌です……芽依様ぁ……」
しかし、思考は不安に掻き消されてしまい、天音の瞳に涙が浮かんだその時──
パァンッ
という音が頭の中に響いたの同時に、思考の澱が澄み渡り、頭が軽くなる。
天 音 「あ……」
頭が軽くなったことで、目の前が明るく開けたように見えた。迷路の先、出口が見える。
天 音 「で、出口ッ!! 出口です!! 良かった!! 出られる!! 出られますッ!!」
天音は瞳を輝かせながら、出口へと駆け出した。
天 音 「っ!!」
天音が目覚める。芽依に身体を支えられていることが解り、先ほどまでの光景が幻であったことを理解した。
天 音 「め、芽依様ッ!!」
芽 依 「お目覚めになったようですわね。安心しました。立てますか?」
天 音 「は、はいっ!!」
天音は自分の脚で地に立つ。目の前の地獄絵図と、怪人ふたりと対峙していることを思い出す。
天 音 「っ! お手数をお掛けしましたっ! もう大丈夫ですッ!!」
天音はロザリオを手にすると、槍に変えて構えた。
ヴィマーゴ「くぅぅ……っ!! またも破られたじゃとぉっ?!」
サキュバス 「さっさと獲物だけ攫ってった方が良さそうねェン」
サキュバスはアリサと拓務に再び鞭を振るう。
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