【安価コンマ】アンドロイド狩りの女アンドロイド・蘇りし英雄2
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636: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2025/04/27(日) 15:40:46.50 ID:yGGkqJPo0
膝立ちの貴女を見降ろすようにスパイダー戦車が何本もの近接武装を装備したアームをうねらせる。

(ここまで……か………?わ、我ながら…偽物にしては、よくやった……。

精一杯やった。出来る事は全て…出し尽くした。敗れたとしても、いずれ自分たちの意思を継ぐ者が――)

『お願いロベルタ!!!負けないでぇ!!!』

貴女の体は考えるより先に、奮い立っていた。メモリに考えを構築するよりも早く、弾かれるように、ひとりでに動いていた。

(…………………まだだ。まだ…)

「まだまだだああああああああああああ!!!!!」

ヒートサーベルがブレイブヒートソードを超える程の高温を纏い、貴女の背や脹脛にブースターが増設される。

その姿はまさしく、歴史上のどこにも記録されていないアルカナ・オリジンがリミッターを解除した、真の戦闘形態そのものだった。

咆哮を上げ、鬼神の如く構えた貴女は、瞬間移動じみた速度でスパイダー戦車斬りかかる。

文字通り光の速さで、迫る近接装備のアームを薙ぎ倒し、体の負担を無視しして、己の限界を超えた一太刀を浴びせようと。

(届け…!届け!この一撃だけは、自分の全てに懸けて届かせる!!!)

かつての英雄たちと並ぶ、貴女の最大最強の一刀は………

「………………!」

届くことはなかった。

近接装備は全て叩き斬った。それでも余りあるサブアームが貴女の全身に絡みつくように抑え込まれ、

「ああああああああああああああああああああああああっ!!?」

高圧電流が回路を消し炭にしかねない威力で迸る。

それでもなお、アームを振り切って進もうとする貴女に、至近距離から、先程のレーザー砲照射が炸裂する。

「             」

十数秒にも及照射が終了すると同時に、貴女は立っていることもできず、膝から崩れ落ちた。

『ロベルタっ…………!?ロベルタあああああああああああああああ!!!』

貴女は……完全に敗北した。


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