【安価コンマ】アンドロイド狩りの女アンドロイド・蘇りし英雄2
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◆ra.jqt4ROA
[saga]
2025/04/27(日) 17:50:41.93 ID:yGGkqJPo0
「ロベルタ…。
ロベルタ…………ロベルタ…………」
「………?」
誰だ?自分の名を呼ぶ声がする。自分……?自分は本当にロベルタなのか?
誰だ…?読んでいるのは、自分…?
「起きてくれ、ロベルタ」
「…!貴女は……!」
真っ暗空間に浮かび、貴女の名を呼ぶのは…貴女だった。
いや、正確には違う。それはかつて存在した本物のロベルタだった。
「………そうか。自分は、負けたんだな」
「…」
「すまないロベルタ…自分は………わたしは、君のようになれなかった。なれるよう努力したが、所詮偽物は偽物だった。
君のように人間を……ティエラの未来を守りたかった……」
「謝らないで欲しい。自分は君に勝手な重責を押し付けた身だ。君が己を恥じる事など何一つない。
むしろ逆だ。君は立派にやってくれた。私よりも君はずっと立派だった」
「止めてくれ…そんな言葉をかけられる資格はわたしにはない…!」
「誰がなんと言おうと関係ない。君は自分達と同じ、立派なアルカナ・オリジンだ」
「わたしが……アルカナ・オリジン………!」
喜びの涙が、頬を濡らす。
「…すまない。自分はここまでだ。FATHERに抜き取られたデータの残影でしかない」
「待ってくれ!行かないでくれ!」
嫌だ。何も無い暗闇に一人残されたくない。
「さらばだ、もう一人の自分。ロベルタよ」
「ロベルタ!!行かないでくれ!!!」
手を伸ばしても、届かない。ロベルタの姿は霞のように消え去った。
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