【安価コンマ】アンドロイド狩りの女アンドロイド・蘇りし英雄2
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752: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2025/05/04(日) 13:44:53.96 ID:knP+IkJQ0
「くっ、避けてくれ!」

言葉とは逆に、稲光のような速度で貴女に斬りかかるミレニア。

その一刀を見切ることは貴女とて容易ではない。ないが故の策はある。

「はっ!」

バリアブラスターを放ち斬りかかりミレニアを弾き飛ばすことに成功。

受け身を取るまでその体は隙だらけだ。

だが貴女が狙うのはミレニアへの追撃ではない。走り逃げようとする白衣の男だ。

貴女は男に向けワイヤーショットを放つ。

ワイヤーの吸着機構が男の体に見事吸い付き、一気に引き寄せ車両から大幅に遠ざける。

「うぉぉ!?」

男は思ってもみない貴女の行為に驚き、まともに受け身も取れず倒れ伏した。

「逃がすか!」

腕に装着した地中掘削侵攻回転衝角が尋常ならざる駆動音を上げ、殺意十分に回転する。

「早く庇えミレニア!盾になれ!」

「ぐっ、ゴルドめ…!」

装置に強制され已む無く稲妻の速さで、貴女がゴルドに到達するより早く間に割り込んだミレニアが剣を構える。

だが貴女の狙いはまさにこの一瞬。回避に徹されれば厄介極まりないミレニアの機動力を奪う最も効果的な策。

「!」

ミレニアも貴女の狙いに気づいたが、装置の強制力で引く事もできずサンダーソードに稲妻が奔る。

「貫けぇっ!」

そのミレニアの防御ごとぶち抜こうと、振り被ったドリルをさらに早く回転させ、貴女は腕を突き出した。

目論み通りなら、貴女の穿つ一撃はミレニアのサンダーソードを粉砕し、卑劣な男を貫通するだろう。

「っ!?」

次の瞬間、全身を駆け巡る電流に貴女は驚愕する。

力が拮抗し、鍔迫り合いに近い状態とはいえ、ドリル相手に通電しカウンターを叩き込むなど…貴女には予想できなかった。

「っ…!すまない!」

心底申し訳なさそうにしながらも、ミレニアは己が体を止められない。

稲光を纏い、その姿が貴女の目の前から消える。

「――――ぅがぁぁ!?」

刹那の、すれ違いざまの一太刀。稲妻そのものと化した超速の一撃をまともに受け、立っていることもできず貴女は頽れる。

サンダーソードを仕舞い、こちらに向き直ったミレニアは不本意な結末に、顔を逸らし、唇を嚙み締めた。

貴女は……敗北した。


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