【安価コンマ】アンドロイド狩りの女アンドロイド・蘇りし英雄2
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850: ◆ra.jqt4ROA[saga]
2025/05/06(火) 09:57:33.75 ID:Ww0/xQrV0
イヴェンは、第2世代でも初期型の、今現在は稼働している同型が存在しないほど旧式の戦闘用アンドロイドだ。

200年近く前の大戦では、人工肌も被らず、戦闘用の簡易AIのみを積まれ、何も考えず戦いに明け暮れた。

大量に生産された仲間達が次々とスクラップに変わろうと、イヴェンに思う所は何一つなかった。

ある時、彼は絶体絶命の窮地に陥った。部隊がまるごと敵の罠にかかり一網打尽にされたのだ。

当然イヴェンもタダではすまず、バランサーが破損し、武装も全てロスト…最早自爆すらできない。

だが彼は生き延びた。勇敢な生き残りを救うべく、伝説の英雄アルカナ・オリジン達が駆け付けたからだ。

その圧倒的で美しい戦い様に、イヴェンは心を奪われた。

簡素なAIのメモリに稲妻が奔った。一種のシンギュラリティに達したイヴェンはそれ以来、

第3世代の高度なAIを積まれるより早く、自我に目覚めるようになった。

やがて進化したAIを搭載されると、彼の持つアルカナ・オリジンへの憧れはより増幅され、人を模した皮を被るようになる。


そうしてからも彼は戦いに明け暮れた。大戦が終わり、アルカナ・オリジンが封印され姿を消しても、

その心の火は消えぬままだった。


だが時の流れは残酷だ。侵略ロボではなく、人や違法改造されたアンドロイドと戦う日々が着実に彼の心と理想をすり減らす。

いつしか心のときめきは失せ、外見以上に年老い、錆びついていく己を実感した。自分はこのまま、どこかで野垂れ死ぬだろうと確信して。


「ねえ」

そんな時、リヴィエラに出会った。

「私の依頼を受けてくれない?」


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