【安価コンマ】アンドロイド狩りの女アンドロイド・蘇りし英雄2
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◆ra.jqt4ROA
[saga]
2025/05/11(日) 14:28:08.91 ID:lh74kgpt0
膝立ちの貴女を見降ろすようにスパイダー戦車が何本もの近接武装を装備したアームをうねらせる。
(ここまで……か………?わ、我ながら…偽物にしては、よくやった……。
精一杯やった。出来る事は全て…出し尽くした。敗れたとしても、いずれ自分たちの意思を継ぐ者が――)
『お願いロベルタ!!!負けないでぇ!!!』
貴女の体は考えるより先に、奮い立っていた。メモリに考えを構築するよりも早く、弾かれるように、ひとりでに動いていた。
(…………………まだだ。まだ…)
「まだまだだああああああああああああ!!!!!」
ヒートサーベルがブレイブヒートソードを超える程の高温を纏い、貴女の背や脹脛にブースターが増設される。
その姿はまさしく、歴史上のどこにも記録されていないアルカナ・オリジンがリミッターを解除した、真の戦闘形態そのものだった。
咆哮を上げ、鬼神の如く構えた貴女は、瞬間移動じみた速度でスパイダー戦車斬りかかる。
文字通り光の速さで、迫る近接装備のアームを薙ぎ倒し、体の負担を無視しして、己の限界を超えた一太刀を浴びせようと。
(届け…!届け!この一撃だけは、自分の全てに懸けて届かせる!!!)
かつての英雄たちと並ぶ、貴女の最大最強の一刀は………
「だあああああああああああああああああああぁぁっ!!!」
スパイダーの防御を貫き、胴体に突き刺さる。
「ぐおカおおお孊뭊゛がああィ愞あ幂ヸけ墈並!!!!」
スパイダーの頭部が今まで出したことのない絶叫を響かせるが、貴女はまだまだ止まらない。
背中やふくらはぎのブースターをさらに噴き上げ、サーベルで串刺しに貫いたまま一直線に、
壁に電磁砲の如き勢いでその巨体を叩きつけた。
先ほど貴女が叩きつけられた時より、さらに一回り大きなクレーターが出来上がる。
貴女はえぐり刺したヒートサーベルを思い切り引き抜く。同時に噴水のように火花を噴き上げながら、スパイダーは沈黙しスクラップとなった。
貴女は……完全勝利した。
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