164: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/04/30(水) 02:50:39.98 ID:EibCmttw0
このスレにおいて00が100なのはみんな知っている😊
それから2時間ほど。レーン。いや、レンが冒険者仲間と和気あいあいと話しているのを二つ離れた席で31歳のくすんだ銀髪冒険者ラントは眺めていた。彼はレーンに淡い恋心を抱いていた。
ラント(はあ。俺位の歳だともう立派な親してる奴だって沢山いるのに、女々しいよなぁ〜……レーンちゃんがレンって………………はぁあああ〜〜)
内心深いため息をしてテーブルに視線を落とす。うだつが上がらなかった中堅冒険者の彼はレーンにフォローをしてもらい、中級魔物のビッグボアを倒した。それが自信に繋がり最近の躍進の第一歩となったのだ。そしてその討伐の時媚薬キノコを誤って食べ、森林でレンとラントはセックスした。その記憶はラントの良い思い出となっていた。
ラント「……俺レンとヤってたのか……あいつ、どんなつもりで…………」
ラントの脳裏で、偉丈夫のレンと、活発で可憐なレーンの姿が重なる。この2人が同一人物なんて反則だろうと思った。
ラント「……い、いや……レンが生きてたのは本当に嬉しいんだが…………レーンちゃんはレーンちゃんで存在してて欲しかった……」
テーブルに置かれたエールを呷る。そしてレンと視線があった。
レン「ちょっと移動するわ〜」
ラント「う」
レンが席を立ちラントに近付く。正面の席に座り頬杖をついて笑顔を向けた。ラントが好きなレーンの笑顔だった。
レン「ラントさんもビックリしたよね。ほら、あたしが死んだって話が出たときすごい落ち込んでたじゃん。ほんとごめんね」
ラント「い、いや気にしないでくれ。生きてて良かったよレン。俺なんかじゃ想像できないほど大変だったろ」
レン「んふふ。この前の魔王軍侵攻の時、頑張ってたらしいじゃん。ラントさんも強くなったよね」
レンに誉められたのは冒険者として素直に嬉しいラントだが、思えば最初はレーンが立ち振舞いが男勝りだったことを思い出した。
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