241: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/04(日) 21:03:30.01 ID:QwRVGhvS0
えちえち幼馴染がいた🐻!
王都から遠く離れたこの小さな村が魔物に襲われた。私フィオナが10歳の頃だ。私の親も、レンの親も殺された。農業が生業の貧しいながらも幸せな生活が唐突に壊されてしまった。
血だまりに沈む両親に抱きついて泣き叫ぶことしかできない私は魔物の格好の餌食。愉悦に浸るような唸り声と共に鋭い牙が迫ってきたのをよく覚えている。10歳にしては小柄な私の柔らかい身体なんて簡単に引き裂かれる鋭さ。
でも私は無事だった。同い年のレンが錆びた護身用の剣で守ってくれたんだ。レンは当時から子供達の中で一番身体が大きくて強かったけど、魔物と闘ったことなんて無かった。私を励ましながら見せていた背中が恐怖で震えていたから無理しているんだと分かった。
10歳の子供に討伐できるほど魔物は甘くない。でもレンは必死に闘って追い返してくれた。自分の親も目の前で殺されて涙と鼻水まみれの癖に私を抱き締めてくれた。
5歳だったシアちゃんと12歳だったアメリアお姉ちゃんは教会に避難していたから無事だったみたいだけど、大人達と一緒に私達を探していて、血まみれな姿を見て大泣きしてたっけ。
私はレンが大好きだった。ずっとこの村で一緒に暮らして結婚して、南瓜のスープ飲んで赤ちゃん作ってって…想像してたんだけど、シアちゃんとアメリアお姉ちゃんもレンの事が大好きだった。まあ絶対私が一番好きなんだけど、レンは3人とも大好きだって言う。シアちゃんがレンの袖を掴んで唸ってたのを覚えている。
そしたらレン、勇者になって特権を得て、みんなと結婚するとか17歳で成人した時に言って。今だから笑えるけど当時は本当に嫌だった。両親の死に姿とレンが被って震えが止まらなかった。冒険者なんて危険だし、村で一番強いだけのレンが勇者になるなんて夢物語だと思ったし、何より離れたくなかったから。
それでもレンは行くというので何回も指切りしたし、シアちゃんとアメリアちゃんにお願いした。私は闘う力が無かったから行けなかったけど、絶対に私をお嫁さんにしてくれるっていう約束と、出発の前夜にお互いの初めてを捧げあって納得することにした。
それから3年後、レンが勇者になったって情報がこの村まで届いた。村で一番強いレンはなんか王都でも目茶苦茶強かったんだって驚いたな。魔王軍を退けたとか言ってた、人々を守るために。あと、自惚れかもしれないけど私との約束を守るためにだと思う。で、その後すぐ村に戻ってきてくれた。
色々話して、勇者の称号が数百年ぶりの偉業なんだけど、それよりもハーレムが現実的なものになったことが俺は嬉しいって。国が言うには更に勇者として成果を出していけば貴族みたいに沢山の女の子と結婚できる権利が貰えるんだって、エッチな顔で言っていた。私も嬉しかったけどちょっとムッとした。
ちなみにシアちゃんもアメリアお姉ちゃんもすごい大人びてたしおっぱい大きくなってた。あと、ミーニャちゃんっていう大人びてるけど多分一番若い子もパーティなんだって。挨拶を交わしたけど無表情だけど感情は分かりやすくて、仲良くできそうだと思った。おっぱいは当然のように大きかった。ハーレムの一員なんだって。ふーーーーん。
私もすごく大きくなったんだけど!
アメリアお姉ちゃんは聖女様。シアちゃんは蒼き聖剣士。ミーニャちゃんは最年少賢者で、レンが勇者。皆小さい頃からすごいとは思ってたけど、今じゃ国から頼られる存在。誇らしいけど遠くにいっちゃったみたいで寂しいなと思ってた。でも定期的に村に帰ってきては、昔と変わらない姿を見せてくれる。
更に5年、そろそろレンに貰って貰わないと〜って思ってた時、私の身体にある異変が起きた。それは女子としてとんでもないことだったんだけど、誰にも相談できないでいた。でも、もっととんでもない噂が耳に入って来たんだ。
それは勇者レンの死亡説だった。
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