419: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/15(木) 04:12:06.69 ID:wSOf6TBCO
安価ありがとうございます🐶
ミルカとて闘いの消耗で気は万全ではない。施術をし続けたら自分も危うい状況。アンドロスに意識があれば断固拒否していたことだろう。しかしミルカは気を流し続ける。
ミルカ「はあ……はあ……結局のところ…私達戦士には研鑽する相手が必要なのよ」
ミルカ「ぶちのめして、ざまーみろ、一昨日きやがれって言い合えるライバルの存在が自分の技を磨いてくれる。だから死ぬなアンドロス!」
しかしこの位置関係は危険。すぐ近くではリザードマン部隊とゼノンが冒険者と闘っているだろう。時折轟音が響いている。もし奴らに見つかれば味方のアンドロスはともかく、自分は攻撃を受ける。
ミルカ(並のリザードマンでも二、三体束になられたらきついわ…)
そしてミルカ達に近づく物音あり。手当てを続けながら苦々しい表情でその方向を見つめた。
ミルカ「クソが〜……!」
リラ「ん?お、ミルカじゃねーか!大丈夫かよ」
ルナ「あ、アンドロス!」
聞き覚えのある声にミルカの力が抜けた。物音の正体は我らがパーティの女勇者様リラだったのだ。隣の少女はメチャクチャ人間ではない特徴に溢れているが、リラと一緒に行動しているならば敵対していないのだろう。
ミルカ「リ、リラ……はーー……脅かすんじゃないわよ」
ルナ「アンドロス〜!」
リラと共に来たゼノンの娘ルナがアンドロスに駆け寄る。彼女にとってアンドロスは人間的価値観で会話ができ、人間と友好的になりたいという夢物語を唯一打ち明けられた存在。それが傷を負い倒れ伏している姿を見て、取り乱していた。
ミルカ「なに?その子も魔王軍?」
リラ「まあそんな感じだな。で、なんでそのリザードマンに活法を施してんだ」
ミルカ「ん、あ〜………………お友達なのよ」
リラ「かかか!じゃあしょうがねえな」
ルナ「お友達……アンドロスと人間が」
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