42: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/04/19(土) 18:18:06.83 ID:2cSujJ1ZO
回避不可能な血飛沫がカミラの服や顔を赤く染めた。バロックは隙を逃すまいと横薙ぎの斧攻撃を仕掛ける。
バロック「死ねぇ」
カミラ「ふんっ」
ピシッ
渾身の斬撃は真空刃を生み出し、刃圏の数倍の範囲を真っ二つにする。バロックの体躯での横薙ぎはカミラの顔面を分断する位置だった。しかし瞳まで血に濡れながらまるで怯まないカミラが、指先から弾いたビー玉ほどの大きさの虹色の玉はその刃を消滅させ、そのままバロックの体内に侵入した。
バロック「ぐが!!ぐ!俺の攻撃をかき消して」
聡明なバロックは自分の運命が理解できてしまった。せめてもの抵抗と斧を投げようとしたがそれも叶わない。
ギュウウウン
カミラ「往生際良くすることねふふふ」
バロック「ちくしょうめっ!」
パン!と花火のような音をたてバロックの上半身は消滅した。欠片ひとつ残らず、元々その場に下半身しかなかったかのようだった。
その下半身も重心を失い倒れた。
カミラ「…………ぐ…………」
カミラも最終魔法発動によりほとんど体力魔力を使ってしまった。壁を背もたれに座り込み、胸の中のフェレを撫でる余裕もなかった。
カミラ「だ、ダメだわ〜…………動いたら吐くわ…」
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