563: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/05/23(金) 13:29:41.61 ID:hHbkqDNJ0
流石は慈愛の勇者だ、違うなあ😊
視界が暗黒に染まる寸前、ウルシの脳裏に走るのは故国の人々やテイムし固い信頼で結ばれるレッドドラゴン親子アイとラブの姿。
8年前に初めて人を手にかけた日。悪逆な人間とは言え魔族と関係を持つ者以外を斬るのは流石の勇者も問題になった。それも慈愛の勇者と異名をとる自分がだ。それでも後悔はなかった、あのドラゴン達は自分を心配しているだろう。
ウルシ(す、すまねえアイとラブ。あっしはお前達に支えてもらってばかりでさ)
アイとラブは繋げて異国語で大好きという意味と聞き、自分で付けた名前。親も知らない自分に本当の勇者としての自覚を与えてくれたドラゴンが帰りを待っているならば、闇に堕ちることなど許されはしない。自分が死ぬことになっても人々は守る。
ウルシ「おお゛ん……♡♡」
ルシファー「む」
ウルシ「こ、このまま落としてくだせえ…♡真っ赤な染みになって……んひ♡みせやす」
遥か天空でそう言い残しウルシは気絶した。魔王に落胆はない、元々一度で堕落させられるとは思っていなかったのだ。
ルシファー「ふ、私の悲願を邪魔する勇者ならば、みなこれくらいの度量は見せて貰いたいものだ」
部屋に戻った魔王が部下を呼ぶ。ウルシは回復するまで別室で休ませられることとなった。
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