686: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/06/02(月) 05:21:42.71 ID:9+9SJyDz0
ギュルルルルッ
ミルカ「っ〜〜!」
回転しながら四つ足の獣のように地面に着地する。軽くダメージは負ったけど問題はない。屋敷の2階を見上げると、ダレスが私達を睥睨していた。
ダレス「その女の影に潜んでいたらいずれ貴様に近付けると思っていたぜアンドロス」
アンドロス「魔王様の命令を至上の喜びとする男よ、やはり狙ってきたか」
ミルカ「悪いアンドロス、ヘマしたわ。いつ影に忍び込まれたかもわからない」
アンドロス「影潜りは俺も初めて見た。この魔法は暗殺部隊特有のもの。だが何故就寝中を狙わない。貴様はやり方にこだわるタイプではなかろう」
ダレス「へ、優秀な影潜りだが時間制限もあるもんでね。魔王様の命により、今度こそ貴様を殺す」
ミルカ「舐めてんじゃねーぞ!私がボコってやる」
魔王軍が相手なら勇者パーティの私が動かない理由はない。全身いてーし!許さん!
ダレス「ククク、出てこい」
ダレスがそう言うと、部下っぽいオークが3体現れる。あいつ…自分の影にも部下を潜ませていたのか。
オークは中級魔物。筋力と巨体で暴れまわる魔物だが中には魔法を使えるものもいる。そして性欲旺盛だ。そういえばダレスってオークだったわね。コンプレックスっぽいけど。
「ぎひひひ〜〜」
ダレス「これで数は逆転だな」
アンドロス「頭数だけ増やせば良いというものではない。強者は小賢しい人海戦術を踏み潰す」
ミルカ「良く言ったわ。人が集まる前にぶっ潰す」
アンドロスが剣を抜き、私も構える。ダレスはダガーが装備された左手を握り、こちらに向けた。
ダレス「良いか、俺は温厚な男だ。3つのRが揃って初めて動く」
ミルカ「あぁ?」
ダレス「1つ目は反逆者のR。それを殺すためのレギオンだ。2つ目は責任のR。魔王軍に不要な枝を切り取る責任が俺にはある」
なんか訳のわからないことを言いながら指を2本立てるダレス。そして続けて3本目を立たせた。
ダレス「最後は理由のR!魔王様が殺せと言った以上貴様の死は絶対なのだぁ〜〜っ」
3mの巨体を唸らせ、ダレスがアンドロスにとびかかってきた!
1002Res/900.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20