887: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/06/18(水) 14:12:46.79 ID:X7G7Dl4V0
安価ありがとうございます😊
国の守り神である勇者パーティと騎士団長ノエル、そして優秀な騎士達。大幹部討伐のためとはいえこれだけの戦力が王都から数日の間消えることを貴族達が簡単に許すはずがない。
ましてやデュランやマグナスが侵攻し、民衆の恐怖の記憶は新しい。そこで筆頭勇者のレンが国に残ることでなんとか話はついていた。
リラ達がいる境界へは王都から100q以上離れている。その方角を城塞の上から眺めているのはレンにシア、アメリア、そしてルノという王都を守るために残った勇者パーティメンバー。
レン「今頃ゼノンとやりあってるかしらね」
ルノ「心配です。レンが負けた相手ですよね」
アメリア「幸運の祈りは捧げたけれどぉ」
シア「ミーニャのあの魔法が発動してないから、まだ大変なことにはなってないと思う!」
レン「その隙に王都を襲う奴がいないとも限らないから、あたし達も気を引き締めていくわよ〜」
レンの掛け声に応え、城塞から降りる。街は平和な様子で賑わっていた。ゼノンが解放されればどんな大惨事が起こるかなど、知る由もない。
レン「ルノとシアは一緒にパトロールするっていってたよね。あたしはショタじいによばれてるから魔術省にいくけど、アメリアはどうする?」
アメリア「もう一度教会に言って、祈りを捧げようも思うわぁ。ミーニャちゃんやみんなが心配で」
全員が頷き、各々の方角へ分かれていく。人間界の神を信仰するアメリアの宗教は信仰者の数も随一。当然立派な教会が建てられている。アメリアはいつも通り黒いシスター服姿で向かっていた。
アメリア「…?」
アメリアが察したのは僅かに空に伸びる闇属性の魔力の糸。蜘蛛の糸程度の太さのほぼ透明なそれを離れた場所から見つけられるのは闇属性に敏感な聖職者ならでは。
アメリア「なぜ王都に闇属性の魔力が。ミーニャがいるわけもないしぃ」
聖女は不穏な空気を感じ取り、その魔力の出所を突き止めるため歩き始めた。勇者パーティの勘が邪な謀略の臭いを察知している。
ススス
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