158: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/07/03(木) 04:42:42.40 ID:YQluhshl0
ゼノン「フハハハハハ!塵ドモ思イ知ッタカ!」
確かな手応えを感じたゼノンが愉悦の絶叫を上げた。そして地面に叩きつけられ真っ赤な染みとなったであろうリラを見届けようと下を眺める。
ゼノン「ンア゛?」
リラはミルカに抱えられていた。落下前に抱き抱え、バトルマスターの至高の膝が傷付いたリラへの衝撃をほぼ全て吸収していたのだ。命を繋げたリラが感謝を述べる。
リラ「はあ……はあ……さ、サンキューミルカ」
ミルカ「あっぶね…………えーと」
ミルカのバトルマスタースキル【観察眼】でリラの傷の状態を的確に読み取る。野生児といえど闘える状態ではないのは明らかだった。
リラ「げはっ……!!」
リラ「痛っ……く……わり……情けねえわ……カミラ達大丈夫かよ…」
ミルカ「はっ。そんな身体で仲間のことを心配するなんて流石は私達の勇者様ね。あいつらが簡単に死ぬわけ無いわ」
ゼノン「ナンダテメエーーーーーーッ」
リラを助けたミルカに向かってゼノンが吠える。まだ勇者パーティの生き残りがいたことに憤慨し、バトルマスターの息の根を止めるために突き進んだ。
ゴワッ!
リラ「っぐ……ぁ、ミルカ…私を置いて逃げろ……」
ミルカ「……!」
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