253: ◆M0wTTx2gAU[saga]
2025/07/06(日) 20:34:38.22 ID:51lEIofCO
ゼノンの亡骸をリザードマン達が見つめる。この偉大な主の血を絶やしてはならない。ルナを守ることこそ種族の総意だ。
アンドロス「ゼノン様の王墓を急いで建てなければ。お前達の力貸してくれるか」
リザードマン達に異論はなかった。人間が出る幕ではない。シトリーはアンドロスの腕だけでも付けてから、と言いたかったがミルカに止められる。
ミルカ「本人が頼んでこないんだからほっとけば良いのよ」
シトリー「しかし出血が。それに時間がたつほど付きにくくなるよ」
ミルカ「それよりも大切なことなんじゃないの。良いって」
ミルカがテキトーな判断をしているわけではないということは分かったシトリーは諦めたように頷いた。ベルゼブブ配下の部下達は斃されたか、退却したか。兎に角この場には残っていない。
騎士団員が何人か殉職してしまったが大幹部のゼノンを討伐し勇者達のミッションは成功だといえるだろう。
ルナ「ねえ。お父様がアンドロスに遺言で」
アンドロス「私に」
ルナ「あの世でも2度と顔みせるなって」
アンドロスの涙腺が緩む。ミルカは甘酸っぱくて見てらんねーよと顔を振っていた。
シトリー「機嫌が良さそうだミルカ嬢」
ミルカ「まあ、抱かれた男が報われたなら良かったって感じよ」
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